ぐるぐる

デュエルマスターズとは?
様々なクリーチャーや呪文を駆使して相手のシールドをブレイクしていき、
相手より先に”直接攻撃(ダイレクトアタック)”を決めた方が勝つ・・・!
超エキサイティングなカードゲーム!
~公式サイトより


本当にそうだろうか?

第一回DMGP、決勝戦はイメンループVS天門ループであった
第二回DMGP、決勝戦はサソリスループVSマークロループであった

本当に「相手より先に”直接攻撃”を決めた方が勝つ」のだろうか?
デュエルマスターズの発展において、シールドの重要さは語るまでもない。
14年続くデュエルマスターズの系譜。
相手を攻撃せずに勝つデッキなど、だいぶ昔に完成している。

かつては、相手のデッキを全て削り取ることで勝つことが主流だった特殊勝利ですが、今ではあらゆる方法で勝ちを導くことができます。
たとえばアレフティナを出したままシールドを10枚以上にしたり、手札を10枚以上抱えたままiFormula Xを寝かせたり、相手のマナとシールドと盤面を全て処理して攻撃したり。
デッキを削る勝ち方が無くなった訳ではありません。DMGP2ndで優勝したサソリスループは、相手のデッキを全てマナに送り込むことによって勝利するループデッキです。
そう、ループデッキなのです。過去と現在で違うところは、ループに入ることによって勝利するのです。
一部違うものであったり、有限であったりしますが、ループに入ることによって勝利するデッキが上位に食い込む比率が高いように思います。
デュエルマスターズというゲーム性が起因しているのは間違いないでしょう。ゲームの性質上、相手のシールドをブレイクする事は非常にリスクを伴います。そのため、相手のシールドを極力ブレイクしないで勝つ方法が望まれます。
また、相手のターンにアクションを起こせるタイミングが非常に少ないことも起因していると意見いただいた事もあります。相手に妨害される心配が薄いため、一度ループが整ってしまうと、止める手立てがないのです。
そのため、ループによって相手をハメ殺す方法は、デュエルマスターズというゲームにおいて、非常に合理的な勝利といわざるを得ないでしょう。

では、どのようなループが強いのでしょうか。
ここでも歴史を紐解いてみましょう。
まず、最初期のループは何だったのかというところですが、相手にターンを返す形の緩いループという意味合いでは、6弾環境の”化身コン”が該当するでしょう。
動きとしては『恵の化身』『ミスティック・クリエーション』で呪文を使いまわすギミックに、各種除去呪文・ハンデスに、当時は無制限にも関わらず1枚で回せていた『ヘル・スラッシュ』を組み合わせることで、相手のデッキから逆転要素を全て抜き取ってLOさせるというものです。
これが、『ロスト・チャージャー』『宣凶師ベリックス』などの登場により、ドロマー除去コンへと、そしてボルコンへと発展していきました。
今の形に近い、相手にターンを返さないループとしては、変換エンドレスが初出でしょう。
『生命と霊力の変換』『悪魔の契約』による大量手札補充から、『母なる大地』『ハリケーン・クロウラー』のコンボによりマナを起こし、唱えた呪文が全てマナに行く(当時はゾーン移動前後も効果が適用されていたのです)事を利用し、再び大地・クロウラーで呪文を使いまわし、最終的に『黒神龍ザルバ』で相手のデッキを引かせて勝つというものです。
知る人ぞ知る強力なデッキでしたが、環境支配とまではいきませんでした。環境に大々的に食い込んだのは、『母なる紋章』が出た直後くらいだったのではないでしょうか。
その後、『母なる大地』の殿堂入りにより大きく力を落とし、『紋章』までもが消えると姿を消し、裁定変更により完全に消滅しました。
そこから時は流れ、エピソード1の時代。『ボルバルザーク・エクス』が、新たなるループを引っさげて環境を荒廃させていきました。
こちらも、相手にターンを渡さない事で勝利するタイプのデッキでした。これが派生して生まれたのが、悪名高い”紅蓮ゾルゲ”です。
恐らく、その後のループについては、皆さんもご存知かと思います。レオポルエシャロットとか、一時的にありましたが・・・
本題に戻りましょう。
では、どのようなデッキが強いのか。
環境入りしたループを挙げてみると、
・化身コン
・NX
・紅蓮ゾルゲ
・オプティマスループ
・イメンループ
・天門ループ
・サソリスループ
・マークロループ
などなど、思い出すだけで吐き気がしてきます。(メルゲループは有限なうえ、今回お話しするループとは少し種類が違うので省きます)
これらが何故環境入りするまでの強力な力を得ていたのか。それは、したの3つの理由が起因していたと考えられます。
①ループ始動に必要な条件が緩い
②ループパーツ保管場所の安全性が高い
③ループパーツの汎用性が高い

①:もはや最低条件。化身コンであれば『化身』『クリエーション』さえあれば回りますし、NXも『Nワールド』『エクス』『紋章』で回りますし、オプティマスループも『オプティマス』『コートニー』『ラララ・ライフ』の3枚でループがスタートします
②紅蓮ゾルゲであればNXの動きに絡める関係上どこにでもあれば、天門ループであればデッキか盾に、イメンループであれば墓地かマナにあれば成立していきます。
③サソリスループであれば『サンマッド』『オチャッピィ』、オプティマスループであれば『ラララ・ライフ』、NXであれば『紋章』が該当します。

私が新しいループを考える際は、これらの条件を全て総合して考え、総合して既存のループに勝るかどうかを判断し、構築に値するかどうかを考えます。
たとえば、始動に必要枚数が3枚のループが見つかったとします。しかし、それらが全て手札になければループが始まらないのであれば、それは非常に難しいループになるでしょう。なぜなら、手札破壊一枚で全てが遅れるからです。手札破壊が少ない環境であれば強いかもしれませんが・・・
では、そのうち1枚がマナゾーンに置けるカードだったとしましょう。しかし、それが『封魔フォラス』のような”普通のゲームではデメリットにしかなりえないカード”だったら、総合したパワーは大幅に落ちてしまいます。
既存のループ、今で言えば”天門ループ””サソリスループ””オプティマスループ””マークロループ””イメンループ”に勝るためには、上の3つの条件が、これらと同等か、それ以上でなければ厳しいと言わざるを得ないでしょう。
また、ループ条件に必要な枚数が非常に重要に見えますが、実は②と③が非常に重要だということを忘れてはなりません。
たとえばサソリスループ・イメンループの場合、『ボアロパゴス』を建築しなければならない関係上、ループ始動に必要なパーツが他に比べて膨大になります。
また、天門ループも、始動こそ『天門』『ミルザム』『エメラルーダ』の3枚で済みますが、そこから先に必要なパーツは非常に多いです。
何故このデッキが環境で強いかを考えるにあたって、まずは考え方を変えます。
まず、サソリスループ・イメンループですが、『ボアロパゴス』建築に必要な物が”コスト合計20以上のクリーチャー”ですが、そもそも『ボアロアックス』を呼び出せるカードが6~7コストのため、あとは13~14コストあればループパーツが揃います。
さらに、『ボアロアックス』によってそのうち5コストまでを穴埋めできるため、残りは8~9コストです。
残りのコストも非常にハードルが高く見えますが、使われてる・使ってる人は、そこまで高いハードルだと思わないのではないでしょうか?
それは、その穴埋めをするカードが、どんなカードでも良いからです。要するに、非常に汎用性の高いカードを、ループパーツとして迎え入れ、しかもマナゾーンという比較的安全地帯に保管できるため、安定したループを成立させる事ができているのです。
天門ループの場合はどうでしょうか。このデッキ、実は”ループ始動に必要なカードを全て手札にそろえなくても良い”という恐ろしい真実を秘めています。
どういうことかというと、ループに必要なパーツは『天門』『ミルザム』『エメラルーダ』ではなく、『分厚い盾』『盾回収できるカード』だからです。『ブライゼナーガ』を使う場合、最悪1枚でループに入ります。つまり、思っている以上にループ開始の条件が緩いのです。
別に一度にそろえずとも、『ヘブンズ・ヘブン』で『ミルザム』を出し、次のターンに『エメラルーダ』を出しても良いのです。
レッドゾーンでもない限り、基本的にシールド焼却される心配はありません。よって、シールドゾーンは非常に安全なパーツの保管場所を言えます。また、ブレイクされたとたんに爆発してループに入るため、実質対戦相手がループパーツになります。

この前のGPを振り返った際も、マーシャルクロウラーを用いたループは、『フォース・アゲイン』と『マーシャル・クロウラー』とトリガードローソースがあれば、ループに入ることができます。
ただし、ループ始動に必要なパーツが手札に保管しなければならなかったりと条件が厳しめのため、ある程度環境を読まないと難しい気がします。
とはいえ、ループパーツ自体のパワーは低くないので、ループ同型対決だったり、ビート環境では無類の強さであるかとは思います。

新たに増えたカードプールには、ループパーツになりそうなカードが大量にありますので、色々考えてみるのも良いでしょう。
その際は、全体的なカードパワーがどうなのか?始動は簡単なのか?総合的に判断してみると、新しい可能性も見えてくるかもしれませんね。
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